【最終話】帰って来てから、現在の就職まで

みきさん

有名企業で7年勤務後に、カナダにワーキングホリデーを経験。実際に、ワーキングホリデー中にカナダの飲食店でアルバイトをする。見た目は若く、持ち前の明るさから、同僚から慕われている。


 ―カナダでのワーキング・ホリデーから帰国する。

みきさん
ワーキング・ホリデーに行って、学校にも通って大学生に戻った気がしたの。
陽気でフレンドリーな人たちに囲まれて過ごせた時間はきっと一生の思い出ね。
現地で仕事を見つけて、一人で暮らす経験は、日本では味わえないドキドキ感があったのは確かで、どんな環境にいても、自分自身で考えて自ら行動することの大事さを感じ取れたわ。

昔の私は就職活動をしていたころ、自分の能力を思いっきり発揮できる職場で、バリバリ働いていきたいと思っていたのよね。

みきさん
‘「女だから」を言い訳にしない’をモットーに頑張っていた一方で、どこか先行きに不安を感じていた部分があったの。
でも、今回のワーキングホリデーで、自分らしくのびのび働く事が重要って事を学んだわ。
あとプライベートを充実させることも、いい仕事をするために重要って事も。肩ひじ張って、男性に負けないようにとかそういう事が重要なんじゃない。もし、そういう事を重要視する会社なんだったら、こっちから願い下げよ。自分らしくのびのび働けて、私自身を認めてくれる会社に絶対就職するわ!がんばろう。

 ―ワーキングホリデーから帰国後

みきさん
カナダの企業に就職するっていうのはやっぱり難しかったわ。やっぱり自分自身でも甘くみていた部分があったし、行けばどうにかなるって思ってた。でも現実はそう甘くなかったの。

本当にカナダの企業で働きたかったら渡航前にそれなりの英語のスキルは身についていないとダメだし、専門のスキルが無いとダメだったっていう結論。もしくはワーキングホリデーで働いたバイト先にスポンサーになってもらって、就労ビザを発行してもらい何年か働いた後、永住権を取得してカナダ企業に就職するって方法もあるみたいだけど、時間がかかりすぎるし、就労ビザも永住権もそう簡単な物ではないのよね。

―そして自分らしく働ける会社を求めて日本での就職活動を開始。
もともと旅行好きって言うのもあったから、 ―旅行業界や旅行に関連する会社をいくつか受けてみた。最終的には、

みきさん
バリバリのベンチャー企業に就職する事が決まったの。今は色んな国籍の社員と男女関係なく、英語でやり取りをしながら旅行コラムなんかを書きつつ自分らしく充実した毎日を送っているわ。

 ―こうしてみきはカナダの思い出の写真をデスクに飾り、体感した出来事を振り返りながら新たな一歩を踏み出した。

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【第1話】ワーホリへ行くきっかけ

【第2話】何から準備を始める?

【第3話】ワーホリ体験記(1)

【第4話】ワーホリ体験記(2)

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