カナダの気になる光熱費・通信費・食費は?
- 2016/12/19
- 基本情報
カナダの光熱費、インターネット料金、物価について:1999年~2002年頃のカナダの光熱費は、一般的に日本と比べると光熱費は安いと言われておりますが、印象では日本とさほど料金面では変わりないと思います。但し、日本の夏場の様な蒸している厚さは有りませんので、日本で掛かるように、夏だからエアコン代金が掛かる、冬だから暖房代が余計に掛かるような事は有りません。留学生の方に聞くと、ブリティッシュコロンビア州は一年を通して一定の気候に有りますので余計にエアコン代、光熱費に費用がかさむ経験は留学していた当時にはなかったようです。次に、インターネット環境については、諸外国は全てカナダに当てはまると思いますが、インターネット環境は日本と比べると値段も安く設定されている事もさることながら、無料WIFIが何処でも拾える利点があります。日本との大きな違いは、やはり公衆無線LANがどこでも拾えるといった利点です。海外では公衆無線LANは本当にどこでもあります。日本に来た外国人が一番不安に感じている部分がこの公衆無線LANではないかと感じてしまうほどです。なぜなら日本の場合は必ず空港でWIFIをレンタルしなければなりません。これらを踏まえると、特に日本と違い街中でこのサービスを受けられると言う点で日本より勝っていると言っても過言ではありません。
次に、カナダ国内で月にかかる食費について紹介します。カナダでの外食時には、消費税とチップを支払うため日本での外食時よりも割高に感じてしまいます。消費税は州によって違いますが、多くの州で12-15%、チップは個人差や受けたサービスによって変わってきますが約15%支払います。ですので、ランチに簡単な日本食レストランで定食を食べただけでも、合計20ドルを超えてしまうことが多いです。テイクアウトやフードコートなどではチップは払わなくていいため、少し食費を安く抑えることが可能です。フードコートにある、ハンバーガー屋さんのセットで約8ドルです。カナダで食費を抑えたい場合は自炊をお勧めします。お米や日本の調味料はアジア系のスーパーで購入が可能です。価格は日本での価格よりかは少し高めですが、外食するよりかなり食費を抑えられます。卵やパン、牛乳などはカナダ系の大きなスーパーで日本と同じぐらいの価格で購入可能です。私自身は、週に2回ほど外食、週に3回ほどカフェでお茶やコーヒーを購入、その他は朝昼夜と自炊をしていましたが、食費は1カ月350ドルから400ドル内に抑えることができました。自炊をせず毎回外食の生活を送っていると、1カ月600ドル以上の食費がかかってしまうと思います。できるだけ外食を抑えて自炊する部分は日本と比べてさほど変わらないのかもしれません。
カナダの家賃については、ホームステイ、シェアハウス、個人での物件の契約の3つに分けて紹介します。留学生やワーホリをしている人のほとんどがホームステイやシェアハウスに住むことになると思います。ホームステイは食事つきのため、月700ドルから1000ドルが相場です。ホームステイの価格は一日の提供される食事の回数や、個室かシェアルームかや立地などによって変わります。ホームステイは、比較的郊外や住宅街が多いため、ダウンタウンや学校から少し離れた場所になることが多いです。次にシェアハウスの家賃ですが、こちらは500ドルから800ドルが相場です。シェアハウスでは食事の提供はありません。家賃は、立地や部屋の広さ、何人で共有部分(シャワールーム、お手洗い、キッチンなど)を使用するかなどによって変わってきます。ダウンタウンに近い物件や、地下鉄の駅に近い物件は家賃が高くなります。最後に、個人でアパートやコンドミニアムを借りることも可能です。カナダの都市部(トロントやバンクーバー)の家賃は高騰しているため、日本の東京都内のマンション等と同じぐらいです。1リビングルーム+1ベッドルームのコンドミニアムで1500ドル以上の物件が多いです。個人での契約の場合は、通常1年単位での契約となります。