□ そもそもワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデーは、働いて滞在資金を補いながら1年間カナダで暮らすことができます。基本的な条件さえクリアできれば、簡単に申請できて、観光はもちろん、仕事、勉強、ボランティア、スポーツ、資格取得と、実にささまざまなことにチャレンジができるワーキングホリデーは魅力のある制度といえます。
【基本的条件】-ワーキング・ホリデービザの発給要件
① 日本国に居住する日本国民であること
② 一定期間、主として休暇を過ごす意図を有すること
③ ビザ申請時の年齢が18歳~30歳までであること
④ 子どもを同伴しないこと
⑤ 有効なパスポート及び帰国のための航空券または航空券を購入するための十分な資金を所持すること
⑥ 当初の滞在期間の成型を維持するための掃討な資金を所持すること
⑦ 健康であること
カナダはワーキングホリデー対象国のうち、御三家といわれるほど人気があります。
英語がアメリカ英語に近いので、日本人にはなじみやすいのに加え、有名なウィンターリゾートがあり、スキーやスノーボードを目的とする人も多くいます。1年という期間、働いて資金を補いながら海外で生活でき、学校にも最長6カ月間通えます。多くの人に等しく開かれているこの制度は渡航者にとって大きな可能性を秘めているといえるでしょう。
➡ 留学とワーキングホリデーの違いは何ですか?
【Answer1】 ワーキングホリデーでは、働いて収入を得ることができる
留学と異なり、ホリデー中の生活費の足しにするため仕事をして収入を得ることが許されています。
観光ビザや学生ビザでは条件により許可されることもありますが基本的に働くことはできない場合が多いのです。
【Answer2】 ワーキングホリデーでは、一定期間以上就学できないことが多い
カナダでは6カ月以上学校に通うことはできません。なぜなら、ワーキングホリデーはあくまで休暇目的(ホリデー)だからです。もし、語学をしっかり習得するために学校で勉強したいと考えるなら、学生ビザを取って語学留学に行かれることをおすすめします。もちろんワーキングホリデーの場合、仕事やボランティア、そして日常生活などを通してより現地に根付いた生活が可能なので、積極的にネイティブスピーカーとコミュニケーションをとり、活きた英語を習得していくこともできるでしょう。
➡ 1年間ワーキングホリデーに行くとしたら、お金はどのくらい用意したらいいですか?
【Answer】多くの人は140~220万円を用意
もちろん現地でどのような活動をするかによって、必要な資金額は大きく変わります。
旅行や趣味に没頭したいなら、多めに持っていかなければならないでしょう。
現地ですぐに仕事が見つかる保証はなく、日本より時給が低いことが多いので、
“稼ぐ”といった感覚ではなく、所持金を補足するものぐらいに思っておいたほうがいいでしょう。
費用見積もりをして資金はしっかり準備してください。
→「費用見積もりチャート」を作成(下記は暫定です。価格に変動がございます。)
<< 予算の目安 >> | カナダ(バンクーバー) | あなたの場合 | |
---|---|---|---|
出発前 | 往復航空券 | 133,000 | |
海外旅行保険(1年間) | 149,170 | ||
ビザ申請料 | 12,300 | ||
その他渡航手続き費用 | 16,880 | ||
授業料(3カ月) | 292,320 | ||
通学期間中の滞在費 (ホームステイ3カ月) |
204,120 | ||
空港出迎え料 | 5,880 | ||
出発後 | アパートシェア(9か月) | 378,000 | |
食費(12カ月) | 201,600 | ||
交通費(12カ月) | 120,000 | ||
旅行費用(1か月) | 100,000 | ||
おこづかい(12カ月) | 240,000 | ||
支出の合計 | 1,853,270 | ||
収入 現地でのアルバイト(6カ月) | 483,840 | ||
支出の合計 収支= | 1,369,430 |
*上の費用チャートの例は下記の条件をもとに算定
語学学校研修期間:12週間
バイト期間:6カ月(1日6時間、週4日)
旅行期間:1カ月
滞在形式:ホームステイ 12週間(3カ月)/フラットシェア(9カ月)
➡ ビザはどのくらいで取れますか?
【Answer】カナダは募集開始後すぐに申請を。
カナダの場合、遅くとも出発確定日の3か月前に申請書が到着するように送付してください。定員があるため、募集開始後すぐに申請しないと締め切られる可能性もあります。通常、申請結果は出発1か月前には通知されます。
➡ ホームステイに当たりはずれがあるって本当ですか?
【Answer】相性次第。まずは相手を理解する努力から。
ホームステイはホテルや寮と違って、一般の家庭で家族と一緒に共同生活をするというものなので、家庭によって家族構成や部屋の広さ、食事の内容などは異なります。ホストファミリー側も、学生との交流を楽しみたいという場合もあれば、空き部屋を貸すことで家計の足しにしたいというビジネスライクな場合もあります。
そもそも、異文化で生活してきた他人同士。相性が良いホストファミリーに出会えるとは限りません。
マナーを守ってお互いに尊重することが大切です。もし不満があれば、学校の担当者やエージェントに相談して、取りもってもらうことができます。どうしてもステイ先を変えたい場合は、担当者に相談して変えてもらうことも可能です。