2016年3月15日から、日本国籍を持つ人がカナダへ空路で渡航する際に、カナダeTA（電子渡航認証）の取得が義務付けられました。

このカナダeTAの導入が検討されたのは2015年の10月頃からで、2016年には本稼働を目標にしていましたが、実際のところ2016年9月29日までに渡航時はeTAの取得が義務付けられていたため、渡航前に申請していない方は空港で足止めをされてしまうなど、少々混乱を招くような状態になっていました。
そのため、カナダeTAの猶予期間を2016年9月29日から2016年11月9日まで猶予期間（eTAの申請が免除）を延ばしたという背景があります。
カナダに導入されたeTA（電子渡航認証）とは、アメリカで導入されたESTA(電子渡航認証システム)と同じように、国や政府ごとに必要とされる情報は少々違うものの、PCやスマートフォンからのオンラインの申請など様々なところが似ています。

電子渡航認証が本格的に導入された背景は、アメリカが9.11に貿易センタービルへのテロ攻撃を受けた日から慎重に検討され、導入されました。それが初めての電子渡航認証（ESTA）となり、旅行者の情報を渡航前から収集するといった国家の安全保障・秩序を外敵から守るために導入された制度になります。

➡３つのESTAの申請方法

① 政府の申請サイトを利用

※カナダ政府移民力のHPからオンラインで申請でき、申請料金は７カナダドルの手数料がかかります。
申請フォームは英語・フランス語の2か国語のみの対応のため、英語もしくはフランス語が堪能であれば、申請者ご自身で政府移民局のサイトから申請することができます。

【参考記事】：カナダ渡航に必要なカナダeTA申請方法 －政府サイトからの申請

②日本の旅行会社に依頼。

③ESTA登録代行会社を利用。

※普段からお忙しい方やご自身による申請の手間を省きたい方が多く利用します。

➡サービスの充実したESTA登録代行会社を利用する

ESTAの申請は、語学があまり得意でない方でしたら、旅行会社やESTA登録代行会社をご利用いただければとても便利ですし、「安心」しながら申請を行うことができます。

一つの例として、「Canada eTA Apply Service（日本語申請）」を見てみましょう。

サービスの内容

・受付時間は365日24時間（年中無休）
・カナダ政府がシステム障害の場合は代わりに対応
・初めてご利用される方にも安心な無料メールによるご質問対応
・ESTA申請の適応条件などの質問には担当者が迅速に対応
・認可番号紛失・申請時の情報を忘れていまっても、再確認可能
・日本円での決済が可能
・クレジットカード決済OK
・領収書発行（外貨が含まれないので経費精算も簡単）
・翻訳も対応。
・セキュリティーも万全。
・EFO（エントリーフォーム）改善システムにより、入力もわかりやすい。
 
上記のように、しっかりとサポート体制が整っておりますので、代行会社のご利用はおすすめです。

夜間のサポートもありますので、渡航日が夜間で空港にてをETASを再確認したい際にも問い合わせれば申請の控えを送ってくれます。
 
ETASの制度解説なども充実していますので、何か質問やアドバイス（何度でもOK）を受けることもできます。代行会社のようにビザ関連に豊富な知識を有している専門家が対応してくれるのは非常に心強い強いです。
 

カナダやアメリカ、オーストラリアでもすでに導入され、数年後にはヨーロッパ圏も新たな電子旅行認証制度の導入を検討しています。カナダeTAを一度取得すると、最長で5年間の有効期限もしくは、パスポートの有効期限までがeTAの有効期限となります。

学生ビザ・就労ビザなどを取得している場合は、自動的にeTAが付与されます。ビザに付与されている場合は、ビザの切れたタイミングがeTAの有効期限となりますので注意しましょう。ビザが更新されている場合でも、eTAの申請を行った場合は、自動的にeTAの申請が上書きされてしまいますので申請が必要かどうかを調べる必要があります。