TOEFLとは、Test of English as a Foreign Languageの略。英語を母国語としない人々の英語能力を判定する米国のETS(Educational Testing Service)が主催している世界規模のテストのことです。TOEFLのスコアはアメリカやカナダをはじめ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの英語圏の大学で、英語能力の判断基準として採用されています。
東京、横浜、大阪の試験会場では、CBT方式(Computer-Based TOEFL Test)と呼ばれるコンピュータ形式の試験がほぼ毎日のように実施されています。また、北海道、宮城、広島、福岡、沖縄、石川、高知、宮崎などの地域では、PBT方式(Paper-Based TOEFL Test)と呼ばれる筆記形式のテストが不定期で実施されます。
TOEFLの試験は、主にListening, Structure, Reading, Writingの4つのセクションに分かれています。StructureとReadingについては、まず高校で習ったことを徹底的に復習した後、TOEFL用の演習問題を数多くこなしましょう。Listeningについては、身近な英語番組や教材を活用して必ず毎日聴く習慣をつけるとともに、TOEFL用の演習問題にも取り組むのが効果的です。Writing については、独特のエッセイの書き方がありますので、Writing用の参考書を活用するといいでしょう。
- 各国留学のためのTOEFL&IELTSスコア比較
☞ アメリカ
大学 | TOEFL 500~550点以上 |
コミュニティカレッジ | TOEFL 450~500点 |
専門学校 | TOEFL 450~500点 |
☞ カナダ
大学 | TOEFL 580点以上 |
コミュニティカレッジ | TOEFL 550点以上 |
専門学校 | TOEFL 500点以上 |
☞ イギリス
大学 | TOEFL 550~600点以上 | IELTS 6.0~7.0 ポイント |
☞ オーストラリア
大学 | TOEFL 580点以上 | IELTS 6.0~7.0ポイント |
TAFE | TOEFL 450~550点 | IELTS 5.0~5.5ポイント |
☞ ニュージーランド
大学 | TOEFL 550~600点 | IELTS 6.0~7.0ポイント |
TAFE | TOEFL 500点以上 | IELTS 5.5ポイント以上 |