【モントリオール】絶対に食べなきゃ損する名物料理3選
- 2017/10/21
- グルメ
みなさんはカナダの名物料理ってなんだとおもいますか?そう聞かれて直ぐにこたえられる方は少ない様に思います。
そうなんです、カナダは移民の国なので、どこの主要都市に行っても多国籍の料理を食べる事が良さだったりするのですが、肝心のカナダ料理となると何が郷土料理だったり、何が名物料理だったりするのか説明するのが難しく、メープルシロップ?サーモン?アイスワイン?これらももちろん有名ですが、素材であって料理とは言い難いのではないでしょうか。そんなカナダでもモントリオールにはあるんです!
名物料理が!ここでは絶対に食べなきゃ損する名物料理を3つご紹介していきます。
1,スモークミート
その昔ユダヤ人の移民により持ち込まれたスモークサンドイッチのお店はその後何十年にも渡りモントリオールの名物になっています。スモークミートサンドイッチとは、牛肩肉を秘伝のスパイスの入ったタレに10日間漬け込み、その後8時間の燻製と蒸し時間3時間を経て出来上がる、溢れんばかりのボリュームのサンドイッチの事で、その見た目からは想像も出来ないぐらいの柔らかさとしっとり感をご堪能頂けると思います。
そんな歴史深いスモークミートサンドイッチの老舗店でダウンタウンから徒歩15分と離れているにも関わらず、今も行列の絶えない人気店「Schwartz’s」をご紹介します。
【Schwartz’s】
Montreal, Quebec H2W 1X9
ルーマニア出身のシュワルツさんによって始められたお店で、現在は4人のオーナーに支えられています。その一人はあのセリーヌ・ディオンのご主人である事でも有名です。スモークミートサンドイッチはライ麦パンにたっぷりマスタードが塗られ、オーダーを受けてからカットされた牛肩肉を挟みサーブされますが、実はお肉の脂身の量が選べるって知ってましたか?。①lean(脂身少なめ・赤身)②medium(中脂肪)③medium-fat(中脂肪~脂身多め)④fatty(脂身多め)の4つのレベルから選べるそうです。最近はヘルシー志向が高まり脂身をほとんど入れない①を選ぶ方が多いそうですが、おすすめはやっぱり②medium(中脂肪)以上ですね。ものすごいボリュームですが、割と味付けが単調と言う口コミも見かけますが、そんな時にはピクルスやコールスローなどの付け合わせも一緒にオーダーすると箸休めに最適です。オープンは8時、クローズは日曜日から木曜日までは深夜0時半、金曜日は深夜1時半、土曜はなんと深夜2時半となっています。ただし、スモークミートなどのホットミートは10時半からしか提供されませんのでご注意を!ランチや夕食の時間帯はかなり込み合う事が予想されますのでピークタイムは避けた方が良さそうです。レストランで食べてもよし、テイクアウトにしてゆっくり食べてもよしのスモークミートを是非食べに行ってみて下さい。
2,モントリオール式ベーグル
ベーグルと言えばモントリオールの他にニューヨークが有名だと思います。どちらのベーグルも引けを取らない美味しさではありますが作り方や食べ方が少し異なります。ニューヨーク式は麦芽と塩を使った生地を普通のお湯で茹でてオーブンで焼くので膨れて表面が固くなりやや弾力があるのに対し、モントリオール式は麦芽と卵を使った生地をはちみつの入ったお湯で茹でて薪窯で焼くのでもちもちとして全体的に詰まった感じになり、食べた時に甘みがあります。そしてニューヨーク式ベーグルは種類も豊富で様々な具材を挟みサンドイッチの様に食べる事が多く、モントリオール式ベーグルはそんなに種類は豊富ではなくセサミなどの基本的なものが中心でそのもちもちとした触感や甘みを楽しむためにそのまま食べる事が多いです。冷凍しても味が落ちないみたいなので、大量に購入してストックをする人も多いとか。焼きたてのベーグルに遭遇出来たら買わずにはいられませんね。
そんなモントリオール式ベーグルでおすすめしたいお店が2件あります。2件とも24時間365日営業で場所は2ブロックしか離れていません。どうせなら2件を食べ比べしてみてはいかがでしょうか?
Fairmount Bagel
74 Fairmount West
Montreal, QC H2T 2M2
(514) 272-0667
モントリオール出身の宇宙飛行士さんがここのベーグルを宇宙に持って行ったことでも有名です。
お店の断然人気は「セサミ」味!
St.Viateu Bagelr
263 St-Viateur O.
Montréal, QC, H2V 1Y1
(514) 276-8044
持ち帰りのベーカリーだけでは無く、イートイン出来るカフェを併設した支店もあり,定番のサーモンとクリームチーズをサンドした珈琲とサラダのセットなどもあるようです。
3、プティン
若者に人気のプティンはいわゆるジャンクフードです。厚めに切られたフライドポテトにカードチーズと言うモッツアレラチーズの水分を飛ばしたようなゴロゴロしたチーズとクレイビーソース(肉汁ソース)がかかっています。もう見た目だけでよだれが止まらなくなりそうです。とんでもないくらいのカロリーモンスターではありますが、食べてみるとカードチーズがあっさりしているおかげか割とあっさりしている感じを受けると思います。これが基本のスタイルですが、この他にもお店によってはトッピングによって色んな味に変えられまます。トマトのトッピングの上にガカモーレというアボカドのソースと、サワークリームがたっぷりと盛られているものだったり、3種類の違った味のソーセージが入ったものなど本当に種類が豊富。さらにジャンクフードでありながらレストランでお皿の上で綺麗に盛られ、フォアグラをのせられた高級プティンなんて言うのもあります。プティンはプティン専門店以外でもバー・カフェ・レストランなどありとあらゆる場所で食べられます。ただし、ここではやっぱりプティン専門店で人気のお店をご紹介しましょう!
La Banquise
994, rue Rachel Est
Montréal, Quebec
Canada, H2J 2J3
ラバンキーズと言うプティン専門店で24時間営業です。レパートリー豊富なトッピングメニューと朝食メニューがあり、なんとプティンの上に目玉焼きが乗っていたりします。サイズも小さいサイズから大きなサイズとサイズも豊富です。並ぶだけの価値があるおいしさです。