ビクトリアー花が咲き乱れるBC州の州都

旅行に最適な時期

ビクトリアは、1年中花が満開になっている庭園がいくつもあるのが一番の特徴です。
特に毎年3月の第1週は、春の訪れを祝うVictoriaFlowerCountが開催され、そして7月にはカナダデーの祝祭、ビクトリア内港の花火大会などがあります。
さらにビクトリア国際バスカーズフェスティバルでは、街中で大道芸が繰り広げられ、とても賑やかなストリートになります。
夏のお祭りはどれも、家族全員が楽しめるはずです。
ビクトリアやその周辺のシドニー、スークからはホエールウォッチングや野生動物観察のツアーが年中開催されています。
さらに、11月から1月上旬の冬の時期にフェアモントエンプレスホテルで開催される、フェスティバルオブツリーでは、多い時で70本もの装飾されたクリスマスツリーを見ることができます。

交通アクセス

ビクトリアはバンクーバー島の南端にある街です。
バンクーバーからはBCフェリーを使うのがおすすめです。
また、Harbour Air Seaplanesの水上飛行機、ヘリジェットがビクトリア港とバンクーバー港を結んでいます。
バンクーバーとシアトルからは、ビクトリア国際空港(YYJ)への直行便が毎日運航されていますので、活用しましょう。
ビクトリアとその周辺地域はそのほかにも、公共交通機関や自転車、車などでスムーズに移動できますので、サイクリングやドライブを楽しむのもおすすめです。
ビクトリアはブリティッシュコロンビアの州都となる町です。
イギリス植民地時代の名残がありながらも、西海岸のファッション、料理、アートが発達し、二つの異なるテイストが融合しており、また一味違う街並みが広がっています。
中でもビクトリアにあるエンプレスホテルは、19世紀には当時の上流階級の人々がこぞって利用したという、由緒あるホテルです。
その周辺にある州議事堂は、夜にはきれいにライトアップされ、昼間とはまた違う美しさを放ちます。
さらに、カナダで最も古い歴史を持つチャイナタウンもあります。
ファンタンアレーのお店を覗けば、アンティークな不思議な物品の数々を見ることができます。
アンティークショップはほかにもたくさんあるので、馬車に乗り込んでダウンタウンにある数々のショップを見て回るのもとてもおすすめです。
ロイヤルBC博物館ではマンモスに触ることができます。
ブッチャートガーデンも見逃せません。
世界的に有名なサンクンガーデンは是非とも一度見てみてください。
特に春には桜が咲き乱れ、日本のものとはまた一味違う景色が楽しめます。
また、ビクトリアは自家醸造のお酒が人気で、地元の人が作った様々なお酒を楽しめるパブもあります。
パブだけではなく、ビストロやレストランもたくさんあるので、バンクーバー島の新鮮なシーフード料理とともに、ワインなどのお酒を楽しみましょう。

アウトドアアクティビティ

ホエールウォッチングツアーは、湾の入江から出発します。
クジラやシャチだけではなく、海鳥やアシカなどを見ることができ、シャッターチャンスがいくつもあります。
Gowlland Tod Provincial Parkでは、古来のTsartlip族の儀式が行われていた場所が見つかるはずです。
さらに、かつてビクトリアとスークを結んでいた鉄道の線路、全長55キロもあるGalloping Goose Trailもハイキング、サイクリングコースとして高い人気があります。
PADIのスキューバコースで練習した後は、沈没船があるスポットに実際にダイビングしてみましょう。

街歩き

フェアモントエンプレスホテルは、イギリスのコロニアルスタイルのハイティーが楽しめます。
およそ100年前から続く、伝統あるスタイルでくつろげます。
ロイヤルBC博物館のFirstPeoplesGalleryには、Kwakwabalasami族の酋長の出である子孫が作った、美しい彫刻があり、さらに2.2平方キロメートルの敷地があるハトレーパーク国定史跡では、当時のままの形を残しているエドワード朝の邸宅があります。
1885年創業の老舗もあります。
ムンローズブックスと、ロジャーズチョコレートの2店は是非とも見ておきましょう。
スパ、バス施設はBrentwoodBayaResortがおすすめです。
地元でとれた昆布を入れ、海藻の成分をふんだんに抽出したスパに浸かって心からリラックスできます。

芸術、文化

日本でも有名な、若草物語(LittleWomen)の舞台となったハトレー城があります。
1回は博物館になっており、軍人の礼服などの展示物を見ることができます。
Victoria’sRoyalTheatreでは、バレエやオペラなどを観劇でき、ダウンタウンには他にも様々なアーティストのアートギャラリー、スタジオが立ち並びます。
骨董品店やアンティークショップもあり、現代の日本ではまずお目にかかれないものが所狭しと並んでいます。
さらにはIMAX VictoriaTheatreでは、6つのスクリーンがあり、最新の大作映画を3Dで鑑賞できます。

料理、飲み物

フェアモントエンプレスホテルのBengalRoomでは、とてもまったりと、優雅な時間を過ごせます。
好きなカクテルやワインを飲みながら、思い思いの過ごし方をしましょう。
街にあるパブでは、自家醸造されたお酒があり、それぞれで異なる味が楽しめます。
ワイン好きなら、サーニッチ半島のワイナリーは是非とも訪れておきたいポイントです。
極上のアイランドシラーがあり、MillBayフェリーに乗り込めばカウチンバレーの農場やブドウ園を見学でき、最高級のワインができる過程を垣間見ることができます。
また、ビクトリアには全く新しい、新感覚のベジタブルレストランがあります。
新鮮な野菜が好きなら寄ってみましょう。
スークハーバーハウスまで行けば、ヘカテ海峡のシーフードが堪能できます。
オヒョウのソテー、ソルトスプリング島のムール貝を使った料理が味わえます。

自然、野生動物観察

BrentwoodBayResortが主催するエコツアーでは、海洋生物のガイドさんとともに、クラゲ、ヒトデといった生物の観察ができます。
ブッチャートガーデンでは、22万平方メートルもの敷地に、様々な花が咲き誇る花壇があります。
ビロードのような芝生のもと、静かな遊歩道を散歩してみましょう。
ロイヤルBC博物館のバックヤードを見れるツアーもあります。
EntomologyTourで、ビーグル犬のようなサイズの昆虫を見てみましょう。
ビクトリア港からは、水上飛行機やゾディアックボートを使ったホエールウォッチング、海洋生物観察のツアーが絶え間なく開催されているので、訪れた際には是非とも参加してみてください。
また、ビーコンヒルパークではクジャクを見たり、子供と楽しめるふれあい動物園などがあり、かわいいエミューやアルパカとたわむれることができます。

天候、季節

ビクトリアは亜地中海性気候帯で、カナダ環境省ではカナダ国内で最も冬が温暖な地域として定めています。
日照時間の年間平均は2183時間にも及び、なんと1年のうち8か月は霜が降りることすらないのです。
春の始まりも非常に早く、なんと2月の頭にはもう春入りし、3月には桜が満開になるという特徴があります。
夏はカラッとした晴天が多く、7月、8月の平均最高気温は21度に及びます。
9月下旬から11月までは秋となり、気温は落ち込むものの同時期のほかの地域よりはとても温暖です。
必然的に、冬は非常に短く、雪が降ることもとてもまれなことです。
1月は平均して6.5度が最高気温となり、ほかの地域と比べるとかなり暖かい方です。
ただし、夜間などは冷え込みますあので、11月から3月の冬の時期に訪れるのであれば、温かい服装を準備しておきましょう。

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