ルーネンバーグ旧市街ーー世界遺産を巡る旅
- 2017/6/16
- 観光情報
鮮やかな色。
可愛い街並み。
ルーネンバーグに目を向け、カラフルな第一印象を得る。
人口2300の小さな港町ルーネンバーグには1995年にユネスコの世界遺産に登録された歴史的な町並みがある。大英帝国が築いた北米植民都市の特色をよく残されたということで高評価され、歴史風貌のある中心はカナダ国定史跡に入りでもある。文化的伝統と生活様式が表現された創造性建物、その独特なデザインと都市的な設計、至るところまで昔大英の雰囲気が漂っている。
「すべての道はまっすぐに、すべての曲がり角は直角に」という理念のもとに、この北米で最も美しいと称される旧市街は格子状に区画整理され、白、赤、青、黄色など色鮮やかな家屋が整然と建ち並べている。その中のほとんどが18-19世紀に造られた木造住宅である。昔からルーネンバーグは漁港であり、造船業が盛んでいる。当時造船で使用されたペンキの残りで建物を塗り、とても鮮やかに見える。現在、ビクトリア朝様式の保存家屋は400戸以上ある。この家屋の特徴は正面に大きな出窓がある。それは、妻が海に出る夫の帰りを待ち、窓の前に立って見るためにあるという説もある。
町で散策してみると、童話の世界で歩いているような気持ちになりそう。青い空の下で対照的な色の家屋に囲まれ、大都市から来た人は容易にタイムスリップ的に感じられるんだろう。昔のルーネンバーグは漁場と造船業で繁栄したが、今は観光業が最大産業となり、毎年何千人の観光客が訪れる。ノバスコシアの南海岸にあるこの町は気候が極めて温暖。夏は晴れが多く、冬に平均気温が0度少し下で、とても過ごしやすい。
町で散策の他、有名なスクーナー船Bluenose || を乗り、海から沿岸に並べている色鮮やかな家々を眺めながら航行も一つの楽しむ方法である。